虹の橋

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17年間ありがとう。

まだ皆んな悲しんでるよ。

探しているよ。

どこにいるのか。

お腹すいていないか。

寒さに震えていないか。

こんなにも、辛い事だと思いもしなかった。

呼んでも、来ない。

もっと美味しいご飯を食べさせてあげたかった。

もっと撫でたかった。

当たり前すぎて、気づかなかった。

いつも、一緒に居てくれたことに。

辛い時も、楽しい時も、必ず横にいた。手を伸ばせば必ずそばにいた。

最期の時も、苦しんでいるのに何もできなくて

ただ抱きしめていることしか出来なかった。

 

小さな命が、消えていったことに打ちのめされ

子供のように泣いた。

命には終わりがあることに、初めて知ったかのように。

 

いつか、私も命が終わったら逢えるだろうか。

虹の橋で。