日に日に寒くなってきたが、初雪も初氷の知らせも
まだだ。今年は雪は、どうなんだろう。
庭の木の枝も、まだ半分も残っている。雪が降る前に剪定しておかなければならないのに、中々取りかかれない。
この季節になると、頭をよぎるのが、「アリとキリギリス」という童話である。
子供の頃は、面白かったが、大人になって読むと
怖くなる話である。
なぜなら、キリギリスの生き方に憧れてきたからである。
毎日、楽しく生きたいし、嫌な事から逃げてばかりだし、現実逃避は得意技だ。
先の事はわからないから、今を楽しまないといけない。という強迫観念めいた信念がある。
楽しまないといけない、と思うと、ちっとも楽しくないことに、最近気づき始めた。
じゃあ、アリさんのように、勤勉に、着実に、真面目にコツコツと、生きていく方が、実は楽しいのかな?
とか、思いつつ自分に呆れてしまう寒い夜。