歩く

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歩く

自分の足で歩く。

転んでも、つまづいても、人に追い越されても、

迷っても、後悔しても、苦しくなっても、歩く。

森に入ると、たくさんの樹々が歓迎してくれるような感覚になる。葉っぱの一枚一枚が、手招きをしているみたいに、揺れている。

完璧な共生関係。

しかし、これからは寒くなり、森は心を閉ざし

長い冬眠に入る。

それでも、完全な信頼関係によって人はまた、歩き続ける。